名古屋大学 哲学研究室
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編入学で哲学を学びたい方へ

哲学分野への編入について

名古屋大学文学部では、毎年第3年次編入学試験を実施しています。他大学・短期大学・高等専門学校で学んだ方、すでに学士の学位をお持ちの方が、3年次から本学部に入学して学ぶことができます。哲学分野もその受け入れ先の一つです。

哲学分野は文学部の文献思想学繋に属します。出願時に志望する分野・専門を選び、入学後に分野・専門を変更することはできません。哲学を学ぶつもりで出願していただく必要があります。

募集人員は人文学科全体で定められており、分野・専門ごとの定員はありません。

出願にあたって、事前に教員へ連絡する必要はありません。大学院入試とは異なり、志望分野の教員と面識がないまま出願していただいて構いません。研究内容について尋ねたいことがあればメンバーページから各教員にご連絡いただけますが、それが選抜に影響することはありません。

選抜の流れ(例年)

具体的な日付は年度によって変わります。以下は例年の流れの目安です。

時期内容
5月下旬ごろ学生募集要項の公表
7月下旬出願書類の受付
8月下旬第1次選抜(小論文)
9月上旬第1次選抜の結果発表
9月下旬第2次選抜(口述試験)
10月上旬合格者発表
翌年3月入学手続き

第1次選抜は書類審査と筆記試験(小論文)で行われ、外国語については筆記試験を実施せず、外国語外部試験のスコアで評価されます。第1次選抜の合格者に対して、第2次選抜として口述試験が行われます。

外国語外部試験について

2027年4月入学の編入学試験から、外国語は外部試験のスコア提出による評価に変わりました。英語・ドイツ語・フランス語・中国語のうち1言語を選択し、出願時にスコアを提出します。

採用される試験は、言語ごとに次のとおりです。

TOEIC・TOEFL・IELTS のスコアには2年間の有効期間があります。その他の試験の結果は受験日を問わず有効です。

スコアレポートや証明書が発行・送付されるまでには相当の期間がかかります。出願時期から逆算して、早めに受験しておくことを強くお勧めします。受験できる時期や提出方法は試験ごとに異なりますので、募集要項で必ず確認してください。

なお、哲学の研究では原典を読むための語学力が重要になります。入学後どの言語を使うことになるかは研究テーマによりますが、英語に加えて、ドイツ語やフランス語、さらにギリシア語・ラテン語といった古典語の力が求められる場合があります。外部試験の選択とは別に、入学後を見据えて語学の準備をしておくとよいでしょう。

小論文と口述試験の準備

文学部のウェブサイトでは、過去数年分の編入学試験の過去問が公開されています(著作権の関係で問題文そのものは削除されている場合があります)。出題の形式や分量を知るうえで参考になりますので、まず目を通してみてください。時間を計って実際に書いてみると、準備すべきことが具体的に見えてきます。

口述試験に向けては、これまでどのような本を読み、何を考えてきたのか、そして編入後に哲学のどのような問題に取り組みたいのかを、自分の言葉で説明できるようにしておくとよいでしょう。まだテーマが一つに絞れていなくても構いません。関心の方向が伝わることが大切です。

編入後の学び

編入3年生は進級要件を気にする必要はなく、卒業要件についても専門科目の条件のみを満たせば卒業できます。ただし、2年間で必要な専門科目の単位を修得するにはかなりの数になりますので、計画的に履修してください。

2年間は決して長くありません。編入後できるだけ早い時期に、関心のあるテーマについて教員に相談しておくことをお勧めします。

学部での学び方の詳細は、学部で哲学を学びたい方へもあわせてご覧ください。

参考リンク

Environment

研究室の環境

哲学リテラチャーラボ(311号室)。ホワイトボードと大型モニタ、本棚に囲まれた木の長机
リテラボ(311号室)。学部生・大学院生が共用する部屋で、演習や読書会、自習に使われています。
研究室の蔵書。古典叢書などの原典や研究書が並ぶ書架
研究室の蔵書。古代ギリシア・ローマの原典から現代哲学の研究書まで所蔵しています。